生活科を中核に据えた小学校低学年におけるカリキュラム・マネジメントの在り方

Abstract

今回の教育課程の改訂では,「社会に開かれた教育課程」を目指すという理念が示された。理念の実現には,各学校のカリキュラム・マネジメントが求められる。小学校低学年でのカリキュラム・マネジメントは,「生活科」を中核として,子どもの実態を基に、学習内容を他教科等と関連させることが大切である。幼児教育との円滑な接続を図る上からは,カリキュラム・マネジメントの考え方を取り入れたスタートカリキュラムを編成・実施することが大切である。入学当初から子どもがもてる力を十分に発揮できるカリキュラム編成のため,生活科を中核に据える意義と編成の手順,小学校低学年における具体的な実践事例を提案する

    Similar works