A Developmental Study on the Tapping Ability

Abstract

6才から12才までの児童の指と腕のtapping能力を、(1)左右差はどうか、(2)性差はどうか、(3)発達的な変化はどのようにあらわれるか、などの観点から調べた。それに加えて、3種類のメトロノームの音を聞かせて、それを模倣できるか、または左右差はあるか、などについて調べた。その結果、tapping能力の左右差はすでに6才児でみられること、tapping能力の左右差の発達的変化が男子と女子とでは相違すること、その他一般に女子の方が男子よりも発達が早いことがみいだされた。そして、メトロノーム音への模倣でも、一般に左手(利手でない方)よりも右手(利手)の方が成績がよく、また男子よりも女子の方が成績がよいことがみいだされた

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