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Fundamental studies on the reproductive strategies of Quercus serrata - Pollination patterns in different flowering heights -
Authors
Yuko Ishida
Junji Sano
Publication date
25 March 2020
Publisher
鳥取大学農学部広葉樹開発実験室
Abstract
コナラは花の形質から風媒花とされているが、近年訪花昆虫が確認されており、その送粉様式は未解明である。そこで、送粉様式を解明するにあたり、次のような仮説を立てた。樹冠上部では、風媒の割合が下部より高く、下部では、虫媒の割合が上部より高いというものである。また、昆虫の訪花頻度は花のディスプレイサイズに影響を受けるため、コナラの花序数や花序長も考慮する必要がある。したがって、着花高度の違いによる送粉者の貢献度、着花高度と送粉者の違いによる結実への影響、着花高度と花のディスプレイサイズが訪花昆虫に与える影響を明らかにすることによってコナラの送粉様式を解明し、繁殖戦略を明らかにすることを目的とした。樹冠下部では、訪花昆虫を制限すると結実率が低下した。種子サイズは上部の方が大きかったが、ばらつきは上部と下部で変わらなかった。また、着花高度別の訪花昆虫については、下部の方が上部より個体数も種類も多かった。さらに、訪花昆虫は風速が一定以上に大きくなると訪花しなくなり、上部では訪花頻度が低下することが分かった。花のディスプレイサイズについては、上部の方が単位面積あたりの花序数が多いが花序は短く、下部では花序が長いものが多かった。昆虫の訪花頻度は風速だけでなく、花のディスプレイサイズにも影響を受け、それが花序数であるか花序長であるかは種によって異なった。以上のことから、送粉者である風と昆虫に対する依存度が着花高度によって異なることが示唆された。
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