Suou, Kana

Tottori University Research Result Repository

 1平成23年2月    周防加奈 学位論文審査要旨  主 査   汐 田 剛 史 副主査  渡 邊 達 生 同    原 田    省  主論文 Apigenin inhibits tumor necrosis factor α-induced cell proliferation and prostaglandin E2 synthesis by inactivating NFκB in endometriotic stromal cells （アピゲニンはTNFαにより誘導される子宮内膜症間質細胞の増殖とプロスタグランジン E2産生をNFκBの不活化により抑制する） （著者：周防加奈、谷口文紀、田頭由紀子、木山智義、寺川直樹、原田省） 平成23年 Fertility and Sterility 掲載予定   2審 査 結 果 の 要 旨  本研究は、植物性フラボノイドの一つであるapigeninが、子宮内膜症細胞の増殖と疼痛の原因となるPG産生に及ぼす影響について検討した論文である。apigeninはNFκB経路を介してTNFα誘導性のIL-8産生を低下させることで、子宮内膜症間質細胞の増殖を抑制すること、COX-2発現を減弱させてPGE2産生を抑制することを初めて明らかにした。本研究の成績からapigeninが子宮内膜症に対する新規治療薬となる可能性が示唆された。 本研究は新知見に富むものであり、その成果は生殖内分泌学研究に貢献するとともに、学術の水準を高めたものと認める。  

アピゲニンはTNFαにより誘導される子宮内膜症間質細胞の増殖とプロスタグランジンE2産生をNFκBの不活化により抑制する

http://repository.lib.tottori-u.ac.jp/files/public/0/4366/2018062215103788080/G11_15101A00698S.pdf

アピゲニンはTNFαにより誘導される子宮内膜症間質細胞の増殖とプロスタグランジンE2産生をNFκBの不活化により抑制する

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