初発の感想からの読みの変容 : 今昔物語集の授業(1)「馬盗人」 <第2部 教科研究>

Abstract

中学校古典で,「多読」と「感想を書き,相互に読み合う」活動を取り入れた授業をおこなった。一般的な読解授業の展開とは異なるものであるが,多読する教材の重ね合わせ方や,感想の取り上げ方などの工夫次第では,クラスの読みが変化・深化し,また,「歴史的背景になどに注意して古典を読み,その世界に親しむこと」にもつながるものである

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