中学生の円滑なコミュニケーションを促す授業実践 : 自己理解と自己表現に着目して

Abstract

コミュニケーション能力は,社会において他者と関わる上で必要な基礎的能力と位置づけられ,その育成への取り組みが求められている。本稿では,中学校1年生を対象とし,生徒に自己を多面的に捉え表現することを促す授業実践について報告する。また,同授業実践における自己の捉えの推移を分析したところ,自己への捉えを見直したり,自己を表現することの良さに気付いたりする機会となること,他者理解においても有効であることを示す

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