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北太平洋における十年規模貯熱量シグナルの東方伝播とその起源

Abstract

海洋表層貯熱量は年々~十年規模の自然変動の気候シグナルを長期にわたって記憶することから、これら変動の予測可能性の鍵を与えると考えられる。本研究では、海洋前線帯を表現できる大気海洋結合モデルの長期積分結果の解析から、北太平洋中緯度に於ける海洋表層貯熱量の十年規模変動は、亜寒帯前線帯に沿って密度補償する水温・塩分勾配と前線帯の十年規模南北変位に起因するという仮説を提案した。要旨 ; 2012年度日本海洋学会秋季大会(2012年9月13~9月17日, 東海大学

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