unknown

Growth of the Asparagus Plants Cuitured on Rockwool

Abstract

ロックウール栽培と土耕栽培でのアスパラガス幼植物体の生長を比較した.栽培種‘メリーワシントン500W’,‘ポールトム’及び‘ウエルカム’の種子を1990年1月末にバーミキュライトに播種し,それぞれの実生を10cmロックウールキューブに移植した.12℃以上に保った温室におき,2,3週に1回灌水した.第2次苗条成長後,1/2濃度の大塚液肥を2,3日間隔で施与した.4月5日に10×30×90cmロックウールキューブに30cm間隔で植え付け,4時間に15分間液肥を与えた.他の小植物体は同じ温室の土に植え付け土耕区とした. 7.5又は10か月後の植物の生長を見ると,ロックウール栽培のものが,土耕のものに比較して有意に良かった.‘メリーワシントン500W’と‘ウエルカム’では平均苗条長,総苗条数,若茎数において(7.5か月),茎径,地上部重において(10か月)良かった.一方`ポールトム'では総苗条数,りん芽数で良かった. 1990年11月から翌5月23日の箇条生長は,品種差が見られた.全品種において総苗条数は有意差が無く,‘ポールトム’,‘ウエルカム’において初期の茎径,苗条長は土耕区が長かった.開花苗条率は3月23日調査では土耕区が高かったが,4月23日区は逆転し,5月23日区ではロックウール区が28~61% の開花率を示したのに対し,土耕区は無開花であった

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