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長崎国際大学子ども食堂における学生主体の取り組みと今後の課題

Abstract

子ども食堂は、地域で子どもたちの問題を共有する居場所としての意味合いが強い。長崎国際大学においても、2015年から子ども食堂の活動がスタートし、社会福祉学科と地域連携室を中心に活動を進めてきた。大学で子ども食堂を運営していくことは、学生が地域の課題に取り組むことで本人の成長の機会になる教育的な意味がある。そこで本研究では、2018年度の長崎国際大学子ども食堂の学生主体の取り組みを報告し、考察を行った。その結果、学生は、子ども食堂ボランティア活動に対して内的動機を持って参加しており、自発的な動きがみられた。また、学生の活動を後押しするものとしては、勉強会があり、活動の意味や専門性を引き出した。さらに、長崎国際大学子ども食堂の活動は、多職種連携教育の場としての可能性が示唆された

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