research

The Effect of Lobbying in an Economy with Firm Heterogeneity and Unemployment : Searching for an Optimal Tariff Policy

Abstract

本稿では、生産性が異質な企業と失業が存在する経済において、ロビー活動が厚生にどのような影響を及ぼすかを検討する。このため、Melitz (2003) を基礎として、企業のロビー活動と失業を明示的に示したモデルを構築する。ロビー活動は、経済全体の雇用と賃金に影響を与え、そのどちらの効果が大きいかによって、厚生に与える影響が異なることが明らかになった。このモデルを用いて、ロビー活動が関税率に与える影響を明らかにし、また、その結果、厚生がどのように変化するのかについて明らかにすることが残された課題である

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