research

Some suggestion related to the role of Firsy-Year Experience from the viewpoint of High School/UniversityArticulation

Abstract

18歳人口の減少にともなう大学全入時代の到来に対して、全国の私大を中心に入学生の早期確保をねらった多様な推薦入試を設け、入試日程の前倒しと入試科目の削減がトレンドとなってきた。このような大学入試の動向から「大学生の低学力化」が懸念され、文科省による高大接続改革が行われているが、入試改革だけでは授業内容のレベル設定に多様性を認めざるを得ない高校現場の実態を汲み取ったものとなっていない。本稿ではこのような現状に対して、大学入学生に焦点を絞り不足する基礎学力の育成を、推薦入試の作間、入学前教育と初年次をリンクさせることで、データに基づいた初年次居生野効果的な運用が図れるのではないかと考える。私大の定員確保という経営的な側面や学部ごとのカリキュラムの独自性などを考慮した上での改善策、いわば現実的な次善の策を高校大学での教員経験に基づいて現場提案するものである

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