research

自律学習への足場としての協働学習:要因探索の試み

Abstract

 授業で実施される協働学習は、授業外の個別学習を習慣化する足場になりうるとの研究報告が見られる。本研究は、その理由を探った予備的研究である。データは、日本の大学生英語学習者33名を対象に、全12回の協働学習後に自由記述アンケートを実施して収集した。記述をコーディング、カテゴリー化して分析した結果、7種類の理由が浮き彫りとなった。また、それらを協働学習の2要素(互恵的相互依存および個人の責任)に照らし合わせると、互恵的相互依存に該当する理由が大半を占めることが明らかとなった。研究論

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