小アジア地域における古代塩蔵調味料;魚醤について

Abstract

古代ローマの料理家アキピウスの残した料理書によると,8割が魚醤(ガルム あるいはリクアメン)を使用している。古代の料理はこの魚醤のグルタミン酸の 旨みを使った料理でもあった。トルコ共和国アンタルヤ市で古代魚醤の再現をし ようと試みたところ,黒海沿岸出身の女性が家庭の中に残っている魚醤を知って いたので魚醤を作成した報告と,黒海沿岸に魚醤が長く残る可能性について考察 した

    Similar works