Abstract

雑誌掲載版冠静脈洞閉塞(CSO)により虚血域の心筋血流量,即ち非虚血域からの側副血行血流は78%の例で増加した.CSO時の虚血域△局所心筋血流量と△冠静脈洞内圧(CSP)との間には有意な正相関を認め,冠動脈閉塞解除後の反応性充血の程度はCSPの上昇度負の相関を示した.このことから,CSOによるCSPの上昇度が,非虚血域から虚血域への側副血行血流を規定する重要な因子の一つであることが示唆され

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