Abstract

雑誌掲載版初回治療を施行した3期上皮性卵巣癌患者73例の治療法と予後を検討した。初回手術に26症例で腫瘍の完全摘出が可能であった。2cm以下の残存腫瘍を認めたもの6例,2cm以上の残存腫瘍を認めたもの19例,試験開腹に終わったものが22例であった。この22例のうち9例が化学療法後の2度目の手術で腫瘍を完全摘出した。腫瘍の完全摘出が予後に改善に関与しており,その時期は初回手術に限る必要はない。漿液性嚢胞腺癌,類内膜型腺癌の場合はCAPまたはCPをレジメとするNeo adjuvant Chemotherapyにより腫瘍の完全摘出が可能となり得

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