Abstract

出版社版可及的全例にジピリダモール負荷心筋シンチグラフィー(DTS)を施行する方針とした1999年以降に下肢動脈バイパス手術を行った下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)69例を対象とした.52例中20例(38%)がstress-induced ischemia陽性と判定し,うち11例に冠動脈有意狭窄病変を認めた.11例中8例は心電図,ホルダー心電図,及び心エコーで異常を認めない無症候性の冠動脈病変(CAD)であった.2例でPTCAを先行し,1例でCABGを先行して,二期的に下肢血行再建を施行した.残る1例はLADに90%狭窄を伴った重症虚血肢を有する症例であったため,LADへのoff-pump CABGと下肢血行再建を同時に施行した.DTSは無症候性のCADの検出に有用であっ

    Similar works