research

ニンニク ノ ニジ セイチョウ ノ ケイタイ ト ソノ ハッセイ ニ オヨボス ニッチョウ ト ヒリョウ ヨウソ ノ エイキョウ

Abstract

【緒言】ニンニクの二次生長は以前から暖地の種球冷蔵早出し栽培で発生が多く,寒地でも近年一部地域で発生が見られ問題になっている.また,暖地の普通栽培で一部の北方系品種を栽培した場合に見られることがある.二次生長の発生原因に関する報告は著者の既報の4報以外にも少なからずあり,これらの研究によって経済栽培で発生する二次生長の直接的な発生原因は短日,品種条件及び多肥などの栄養生長を促進する条件であることが明らかにされた.また,実験的にはサイトカイニンやエセフォン処理が発生を促進することを著者は明らかにしている.しかしこれまでの報告の多くは栽培上の二次生長発生防止対策に主眼がおかれていて,二次生長の形態学的及び生長・発育生理学的な研究は少なく,二次生長の形態一つとってみても山田の比較的簡単な記載があるのみで,二次生長にはどのような形態のものが生ずるかについては不明な点がある.また種々の形態の二次生長の発生頻度はどれくらいであるのかについては全く不明である.さらに二次生長の発生機構に関しても,発育生理学的な観点から掘り下げた報告は少なく,不明な点が多い.そこで本報告では,二次生長の形態的変異の範囲を明らかにするため多数のサンプルを供試して,そこに現れる様々なタイプの二次生長を統計的に分類整理し,ニンニクの二次生長発生の様相を形態面から解明しようとした.また日長,肥料要素の二次生長に及ぼす影響についても実験検討し,二次生長の発生機構について本実験結果とこれまでの関連報告とを総合して,発育生理学的な面からの解明を試みた

    Similar works