research

アマドコロ オオナルコユリ オヨビ ユキザサ ノ セイイク ケイカ コンケイ ハッタツ ト コンケイ ブンカツ ゾウショク

Abstract

【摘要】圃場栽培のアマドコロ,オオナルコユリおよびユキザサに関して,3,4年間養成した株の地上部の生育経過と根茎発達の様相,および種々の大きさの分割根茎を植え付けた場合の翌年の地上部の生育について検討した.アマドコロは春先に平均気温が約10℃に上昇した4月上中旬に萌芽し,その後急速に地上部を成長させた.開花は5月上旬から起こり,5月中下旬には開花が終了するとともに地上部の栄養成長も終了した.9月に入ると地上部の枯れ上りが急速に進んだ.開花数は比較的多かったが,結実率の年変動が大きかった.オオナルコユリは萌芽,地上部栄養成長および開花がアマドコロより約1ヶ月遅れて進行した.地上部成長終了もアマドコロより約1ヶ月遅れたが,地上部の枯れ上りは若干遅れただけであった.シュート当たりの開花数はアマドコロより多く,結実率も5-8割で高く安定していて,種子生産量は豊富であった.ユキザサはアマドコロより萌芽が早く,4月上旬までに萌芽を完了し,5月上中旬には地上部の成長を終えた.地上部の枯れ上りは8月の後半から急速に進んだ.結実率は4-6%で,1果実当たりの種子数も1個余りで少なく,種子生産量は他の2種よりかなり少なかった.アマドコロ,ユキザサとも当年成長した各地上シュートの基部から2又分枝状に新根茎がほぼ水平に各2本伸長し,その頂端の新芽の多くは翌春に地上シュートとして発達した.その結果,自然の栄養繁殖力は約2倍になった.両種とも分割根茎から発生したシュートの成長,開花は根茎がある程度までは大きいほど良好になり,アマドコロでは棒状に調整した根茎ならば長さ17cm程度の根茎,2又分枝したY字形根茎ならば長さ13cmの根茎,またユキザサでは棒状,Y字形にかかわらず長さ5cmの根茎で最大の成長,開花が見られた

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