research

Service Water Quality in the Prefectural Seats of Japan

Abstract

(1)調理の上からも重要な給水栓水について,各々の都道府県所在都市の同一時期における給水栓水水質の調査(21項目,配水比率)を行い,調理の点から考察した。(2)調理との関連については,硬度は,一般に料理に好ましい程度の値であるが,料理によってはおいしさを損なう給水栓水が在ることが認められた。それに反して蒸発残留物値は,どの都市の給水栓水もおいしさへマイナス因子に成りえない範囲にあった。また,残留塩素は水の味を悪くしている都市が多いことが確認されたが,飲料水以外の調理では,影響は軽減されることが予想された。(3)日本の給水栓水について,クラスター分析による水質分類を試みると,原水の違いによる分類がえられ,給水栓水といえども原水の影響を受けていることが確認された

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