unknown

Distribution of Membrane Antigen and Immunoglobulin Positive Lymphocytes in the Lymphoid Organs of Chicks

Abstract

ニワトリのファブリシウス嚢,胸腺および脾臓リンパ球中のB抗原陽性リンパ球,T抗原陽性リンパ球及びIg陽性リンパ球比率の加令に伴う変化を経時的に追求した. B抗原陽性率はBFリンパ球で,T抗原陽性率は胸腺リンパ球においてそれぞれ高率に認められたが,週令が増すに従い減少する傾向を示した. BFリンパ球ではB抗原を持つがIgを持たないBリンパ球が存在する一方,脾臓Bリンパ球のすべてはB抗原と膜Igの両方を持つことから,Bリンパ球の分化過程において,B抗原は膜Igよりも早期に現れることが推察された. 膜抗原の存在率から,BFと胸腺のリンパ球内には,膜抗原マーカーを持たないnull cellがかなり多く存在していると考えられた

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