research

シリョウ チョウカク ショウガイジ ノ リズム チカク ニカンスル ブンケンテキ コウサツ

Abstract

本稿では、リズムの知覚過程を群化と拍節に分け、時間知覚とリズム知覚に関する知見を概観した。そのことから、リズム知覚の過程を明らかにするうえで、音系列の群化と拍節知覚を統合したモデルの必要性をあげた。また、聴覚障害児・者を対象とした従来のリズム知覚研究の方法論的問題を指摘し、彼らによるリズム知覚を詳細に検討するうえで、同期反応が有効な指標になることを述べた。さらに、聴覚と他のモダリティの併用が聴覚障害児のリズム知覚の一助となる可能性を示し、そのことに関する研究の必要性をあげた

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