人間は外界の情報を処理するとき、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)からの情報に影響を受けて判断を行う。我々が日常的に使用するさまざまなサービスにおいても個々が抱く感覚情報に基づいて設計されることが望まれ、この実現が多くの楽しみや満足感に繋がる。しかし、高齢者は加齢に伴って感覚機能が低下し、このような情報を適切に相手に伝えることが難しくなる。本研究では医療や介護施設の場において、高齢者が自らの要求や現状を伝達・共有することを目的とした色彩情報の活用について述べる。departmental bulletin pape