Makimoto, Satoko

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肺動静脈瘻の塞栓術後の再灌流と瘤径の縮小率との関連について：造影薄層CT画像に基づいた評価

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氏 名 槇 本 怜 子授 与 し た 学 位 博 士専 攻 分 野 の 名 称 医 学学 位 授 与 番 号 博甲第5293号学 位 授 与 の 日 付 平成２８年 ３月２５日学 位 授 与 の 要 件 医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻（学位規則第４条第１項該当）学 位 論 文 題 目 Association between reperfusion and shrinkagepercentage of the aneurysmal sac after embolization  of pulmonary arteriovenous malformation: evaluationbased on contrast-enhanced thin-section CT images（肺動静脈瘻の塞栓術後の再灌流と瘤径の縮小率との関連について：造影薄層CT画像に基づいた評価）論 文 審 査 委 員 教授 伊藤 浩 教授 大塚 愛二 准教授 西田 圭一郎学 位 論 文 内 容 の 要 旨論 文 審 査 結 果 の 要 旨肺動静脈瘻の塞栓術後の再灌流と瘤径の縮小率との関連を調べ，再灌流を示唆する縮小率のカットオフ値を決定する研究である．栄養動脈をコイルで塞栓した肺動静脈瘻 22 病変を対象とした．瘤径の縮小率と再灌流の有無を治療後 1，3，12 か月後に CT にて評価した．再灌流を認めた群と認めなかった群間で縮小率を比較した．縮小率を用いて診断能の有効性を決定するために ROC 曲線を作成した．再灌流が見られた病変は 1，3，12 か月後にそれぞれ 14，13，11 病変であった．平均の縮小率は 3 か月後と 12 か月後で有意差を認めた．ROC 曲線下の面積は 3 か月後に 0.091，12 か月後は 0.934 であった．12 か月後の時点で瘤径の縮小率が60 %未満であった全ての 9 病変は再灌流を認めた． 肺動静脈瘻の塞栓術後 3 か月と 12 か月後では瘤径の縮小率は密接に関連していた．12 か月後で縮小率が 60 %未満の病変は再灌流が示唆される． 

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