research

The hierarchical structure of chromatin : Nucleosomal array reconstitution with ring and linear DNA(Knots and soft-matter physics: Topology of polymers and related topics in physics, mathematics and biology)

Abstract

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。真核生物で見られる階層的な折りたたみの基本構造としてヌクレオソーム(長さ50nmのDNAがコアヒストンと呼ばれる直径7nmのタンパクに巻きついた構造)が知られている。DNAの長さ、ねじれ、大域的な構造(環状等)がヌクレオソーム形成に与える影響は未だ十分に理解されていない。本研究ではDNAの両端がつながっている環状構造がヌクレオソーム形成に与える影響を明らかにするために、全長1マイクロメートルの線状・環状DNAを用いて再構成を行い、その効率とヌクレオソーム間相互作用の検討を行った。その結果、環状のDNAを用いた場合の方が環状構造に由来して再構成の効率が高くなることが明らかになった

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