Abstract

われわれの社会は科学技術の発展の上に成り立っている。これまで、科学技術をどう発展させ利用するかは専門家に任せておけばよく、一般市民はその結果を享受すればよかった。しかし近年、科学技術のために環境・生命・生活の安心が脅かされるようになり、市民が科学技術のあり方に関わろうとする動きが生まれている。これからの専門家には市民と対話する能力が求められているといえる。 本講義では、科学技術コミュニケーションとは何かについて紹介し、将来の専門家である大学院生に求められるコミュニケーション能力とセンスを養うための基礎知識を提供する。大阪大学OpenCourseWare:大学院講

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