正則化法と全保存型差分法を用いた重力N 体問題のシミュレーション

Abstract

九州大学応用力学研究所研究集会報告 No.20ME-S7 「非線形波動の数理と物理」RIAM Symposium No.20ME-S7 Mathematics and Physics in Nonlinear waves重力N 体問題はN(N ? 1)/2 個の摂動2 体問題と見なせることが知られている.本講演では,正則化法で摂動Kepler 問題が持つ特異点を消去した後に,エネルギー保存差分法,多様体修正法を適用することで,重力N 体問題が持つ全ての保存量を保つスキームを構成する.このスキームは保存量だけでなく,力学的に安定なLagrange 平衡解を高精度に再現する

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