Articleしがだい ： 滋賀大学広報誌, 第28号, pp. 16-17articl

BDF, バスプロジェクトチーム

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しがだい16悦 詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠団体紹介　私たちＢＤＦバスプロジェクトチームは、「環境問題に対して滋賀大学の学生ができること」をテーマに、大学直通バスの燃料を環境に優しい燃料に変えるプロジェクトを推進しています。　メンバーは中野桂ゼミの有志の学生を中心に４回生が６名、３回生が２名、合計８名が主体的にプロジェクトに携わっています。私たちの理念に共感してくれる学生をこれからもっと増やしていきたいと考えています。環境に優しい燃料−ＢＤＦとは？　ＢＤＦとはバイオディーセル燃料のことを指し、何とその原料は皆様がご家庭でお使いになる天ぷら油なのです！使用済みの天ぷら油は新聞紙に吸わせて捨てる、市販の凝固剤で固めて捨てる、最悪の場合はそのまま流しに捨てられてしまう「ゴミ」として扱われています。　その「ゴミ」がバスを動かすＢＤＦという「燃料」に変わるのです。しかも天ぷら油は植物から絞られた油が主流ですので、植物が育つ過程で吸収したＣＯ２を、バスが吐き出しながら走っていることになりますので、化石燃料のように大気中のＣＯ２を増やさないエコな燃料としても注目を集めています。　２００８年３月から滋賀大学の食堂の廃食油も全て回収されＢＤＦへと精製されています。ＢＤＦバスプロジェクトBDFバスプロジェクトチーム代表　　　中江　勇太（経済学部４回生）桜花祭でのBDF使用のゴーカートBDFの概念図地域で活躍する学生たち詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠しがだい 17活動紹介−楽しく・無理なく・優しくエコに　私たちは２００７年度から活動を開始し、バスの燃料をＢＤＦに変えるため様々な取り組みを学生が主体となって行ってきました。ＢＤＦの精製・販売を行う協力企業を探し、食堂の廃食油を回収していただくことから始まり、ＢＤＦを直通バスでも使用していただけるようにバス会社に協力を依頼し、ＢＤＦを使用する際にかかる費用について大学と何度も交渉を重ね、ついに２００８年５月１９日の大学役員会で正式にＢＤＦバスの運行開始が決定され、７月２２日より運行を開始します。　これにより、２００７年度実績で年間２,０００〜２,５００渥の廃食油が回収され、それを基に計算した滋賀大学のＣＯ２削減量は５〜６ｔにもなります（廃食油回収ベース）。今はまだ食堂の廃食油を回収するのみですが、まだまだこの滋賀大学には「ゴミ」として捨てられている天ぷら油がたくさんあるはずです。それを「燃料」に変えることで、より環境に優しい大学へと変わるために。台所という油田を拡大していきたいと考えています。これから−広がれ循環の輪！　私たちの活動はまだ始まったばかりで、まだまだ学内でもその活動の認知が広がり始めたというところです。これからはより多くの人に私たちの活動を知ってもらい、何らかの形で私たちの活動に関わっていただける窓口を作っていきたいと考えています。　直通バスを利用していただくこともその窓口の一つです。運賃を支払うということが同時に環境保護の費用を負担するということにもなるからです。　今回私たちが作り上げた循環の輪はまだまだ小さなものですが、皆様のご参加によってより大きな輪へと広げていきたいと思います。まずはバスに乗ることから始めてみませんか？削減CO2のグラフアースキャラバン２００８を招いて

地域で活躍する学生たち 「BDFバスプロジェクト」

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