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対処行動として使用された健康行動とメンタルヘルスとの関係 : 看護職従事者を対象に

Abstract

病院に勤務する看護師を対象に質問紙調査を実施し、ストレスへの対処行動とメンタルヘルスとの関連について検討を行った。本研究では、問題焦点型と情動焦点型の対処行動に加えて、対象者がストレスを感じた時の対処方法として実施している健康行動も対処行動として採用し検討した点が特徴である。某病院に勤務する女性看護師701名を対象にし、横断的な質問紙調査を実施した。344名から質問紙が回収され、このうち欠損のない318名のデータを分析に使用した。ストレス反応と生きがい感をそれぞれ従属変数に、対処行動を独立変数とした重回帰分析を実施したところ、健康行動の中では「過食」がメンタルヘルスに悪影響を及ぼしていることが示唆された。結果から、看護師のストレス管理を支援するためには、各種の健康行動を含めた包括的な健康教育を通して行う必要があることが伺われた

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