地方公共交通を生かした交流人口拡大施策について

Abstract

本稿では、第三セクター鉄道がMaaS を活用してインバウンドを含めた観光需要を取り込み、交流人口の拡大につなげることができるのかを長良川鉄道を事例にヒアリング調査ならびにトラベルコスト法による郡上市への観光需要関数の推定に基づき、検討した。分析結果からは、厳しい経営環境下でも長良川鉄道を生かした新たな経営施策を模索中であり、インバウンドや首都圏の観光客など、観光型MaaS に慣れた顧客を取り込むことで交流人口の拡大となり得ることを提案した。departmental bulletin pape

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