琉球産ウンカについて(摘要)

Abstract

本文は琉球(旧沖縄県)産ウンカ Delphacidae の種類,分布,寄主組物,発生時期等について収録したものである。12属14種を掲げたが,そのうち,クロコブウンカ Tropidocephala nigra,ホソミドリウンカ Saccharosydne procerus は琉球から今回はじめて記録されるものであり,タロイモウンカ Tarophagus proser pina は沖縄島を新産地として記録した。被害の著しいものはセジロウンカ Sogata furcifera,トウモロコシウンカ Peregrinus maidis,タロイモウンカの3種で,セジロウンカは8月~9月にかけて特に山間地の水田に多く発生する。タロイモウンカは5月~6月にかけて局地的に発生し,そのため若いミズイモは枯死するものがある。トウモロコシウンカは特に新開地のトウモロコシに多く発生し,幼植物を枯死させる。なおその他に若干の未同定種があるが,これらについては他日報告したい。紀要論文http://purl.org/coar/resource_type/c_650

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