東北地方の明治・大正時代の府県統計書、勧業年報、府県史料等の哺乳類の毛皮の統計等を調査した。カワウソは明治期の毛皮等の統計等より、福島県では、カワウソは明治期後半から大正末から昭和初期にかけ、生息数が減少したと思われた。ニホンジカは、青森県、秋田県、山形県では、明治期には生息したが、以降もほとんど生息していなかったと思われる。一方、岩手県や宮城県では、明治期には生息し、大正末からは少数が生息し、岩手県では昭和50年代頃から、宮城県では、平成10年代から生息数が増加していると思われる。イノシシは青森県や岩手県では明治期には生息し、以降近年までほとんど生息していない。宮城県、福島県では、明治期には生息し大正末から少数が生息し、岩手県では昭和の後半から、宮城県では平成の後半から増加していると思われる。departmental bulletin pape