静止から一定速度で急に動きだした円柱の非定常後流渦

Abstract

静止した円柱にimpulsiveな流れの場を与えたときに物体背部に形成される非定常渦について実験的に調べた。非定常双子渦の過渡的振舞いが定量的に知られた。定常な双子渦よりも大きな非定常渦が存在しうること,およびReynolds数が大きい場合には通常の双子渦の前方に互いに逆の回転方向をもつ小さな1対の渦が局所的に形成されることが確かめられた。球についても同様の実験を行なった。この場合にも局所的な渦の存在が確かめられた。1. はじめに / 2. 実験の方法 / 3. 実験の結果 / 4. むす

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