比較的大きな振幅で振動する円柱の流れ模様について

Abstract

一様な流れの中で比較的大きな振幅(全振幅/直径>1) で流れと直角な方向に正弦波的な振動を行なう円柱の流れ模様についてREYNOLDS数95~163の範囲内で実験的に調べた。Condensed milk法によって種々の振動数における円柱の流れ模様が得られた。振幅/直径比の値が大きくなると,円柱後方に形成される渦列はやはり2列の渦から構成されるが片方の渦は更に2つの逆の回転方向を持つ渦の対によって形成され,そのような渦の生成においても同期の現象が起こることが明らかにされた。§1はじめに / §2実験の方法 / §3流れ模様 / §4むす

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