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埋伏下顎大臼歯の歯科用CB-CT画像の特徴と牽引可否との関連性
Authors
Masahiro Hiasa
Shinya Horiuchi
Fumiko Takahashi
Eiji Tanaka
Publication date
21 December 2023
Publisher
中・四国矯正歯科学会
Abstract
【目的】埋伏下顎大臼歯は,発生率は低いものの骨性癒着が認められた際は重大な不正咬合の原因となる.その治療予後の予測は未だ困難であり,重要な臨床課題の一つである.本研究では臨床的に牽引が不可能であった下顎大臼歯のエックス線画像を見直し,牽引可能であった例と比較することで,牽引の可否を鑑別するための特徴的な画像所見を検討した. 【方法】資料として徳島大学病院矯正歯科を受診した第三大臼歯を除く下顎大臼歯の埋伏を有する患者5 名の歯科用コーンビームCT (以下CB-CT) 画像とパノラマエックス線画像を用いた.Ducommun らの骨性癒着歯の評価項目である歯根膜腔消失・歯根吸収・組織置換に加え,置換性歯根吸収(歯根吸収により生じた歯根表面の凹凸部の骨硬化像),歯根彎曲の有無を評価した. 【結果】パノラマエックス線画像では5 例全てで歯根膜腔の消失を認めたが,歯根吸収や組織置換像は観察されなかった.一方,CB-CT 画像では牽引が不可能であった3 例全てで歯根膜腔の消失と置換性歯根吸収像を認めた.牽引が可能であった2 例でも歯根膜腔の消失がみられ,うち1 例では歯根吸収像も認めたがその近傍に骨硬化像はなかった. 【考察】Ducommun らの評価項目のみでは,牽引可能であった1 例が偽陽性となったが,置換性歯根吸収の評価項目への追加により偽陽性はなくなった.このことから置換性歯根吸収の評価が埋伏下顎大臼歯の牽引の可否の鑑別に極めて重要であると考えられた. 【結論】埋伏下顎大臼歯の診断において,CB-CT 画像での当該歯の周囲組織の詳細な観察により,牽引が可能であるかを非常に高い精度で診断できる可能性が示唆された
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