Specialty store strategies among Japanese SPA companies : an empirical analysis in the apparel industry

Abstract

本研究の目的は、アパレル産業におけるメーカー系SPA企業の直営店出店戦略に影響を与える要因を実証的に明らかにすることである。そこで、分析モデルとして静学モデル(重回帰モデル)および動学モデル(多項ロジットモデル)を採用し、2009年および2012/13年の2か年のデータを用いて推定を行った。主な結果として、企業業績が悪いほど直営店出店によって状況を改善しようとする傾向が強いこと、また、業績のいい販路(専門店、量販店)と取引を行っている企業ほど直営店の展開は現状維持もしくは減少させ、業績の悪い販路(百貨店)と取引している企業ほど直営店出店を拡大する傾向にあることが明らかにされた

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