方略保有感、方略の認識と主観的ウェルビーイングの関連

Abstract

application/pdf本研究は、方略保有感、方略の認識と、主観的ウェルビーイング(自尊感情、学校生活満足感)との関連を 検討することを目的とした。216名の大学生に対して、質問紙調査が行われた。相関分析の結果、方略保有感 は自尊感情、学校生活満足感との正の関連がみられたが、方略の認識については関連がみられなかった。次に、 方略保有感と方略の認識のそれぞれの高低の組み合わせから4群を構成し、その4群を独立変数、自尊感情と 学校生活満足感を従属変数とした一要因分散分析を行った。その結果、方略保有感と方略の認識がともに高い 群は、高い自尊感情と学校生活満足感を示した。これらの結果から、方略保有感と方略の認識が、主観的ウェ ルビーイングに与える影響について議論された

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