タンキ コウカン リュウガク プログラム ニ オケル サンガクミン レンケイガタ セミナー カイサイ ノ イギ ト カダイ

Abstract

大阪大学短期交換留学プログラムの一つであるメイプル・プログラムでは、コロナ禍で渡日できていない留学生が地域住民から地域に密着した情報を得ることにより、留学先である箕面市についてのイメージを喚起することを目的として、産学民連携型のセミナー「Let me know! Minoh! セミナー」を開催した。このセミナーは、のちのPBL(Project-based Learning)活動へとつなげるものである。本セミナーは「主体」「場」「方法」という3つの新しさを兼備したものであった。セミナー開催後に参加学生を対象に行ったアンケートの結果、箕面市の情報の獲得、箕面市への興味の高まりおよびイメージ喚起、箕面市民との関係性構築への期待の高まりなどの成果が顕著であった。また実際に、後日行ったPBL発表会における発表タイトルでは、箕面市に関する幅広いテーマに取り組んでいるグループが複数見られた。以上のようなことから、本セミナーを行ったことにより、学生に箕面市の一員であるという自覚が芽生え、PBL発表会に取り組めたことが明らかになった

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