Current Status and Issues of Library Functions in A University Library:Through the Result of the Faculty Questionnaire

Abstract

本研究の目的は、大学教員によるA大学図書館の利用実態および、図書館の設備・運営といった機能に関する現状と課題を明らかにするとした。調査の結果、48名(80%)から回答を得た。来館・非来館ともにニーズがあり、重視する図書館機能・サービスは、資料(図書・雑誌)や文献データベースの種類と数などであった。また、図書館の満足度は、「そう思う」と「ややそう思う」で38人が回答し、肯定的理由は【図書館サービスの充実】や【レファレンスサービス】であった。図書館への期待は、学生が利用者として、【学修に必要な図書の充実】、【教育的な利用支援の充実】、【実践に関する知を探求できる場】など4カテゴリーが、教員が利用者として、【レファレンスサービスや情報リテラシーへの支援】、【多様な蔵書や非来館サービスの充実】、【知へ探究を楽しむ場】など5カテゴリーがあった。大学教育や研究を支える学術情報基盤への充実への期待から、更なる図書館の【教育的な利用支援の充実】や【レファレンスサービスや情報リテラシーへの支援】といった要望があった。(著者抄録

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