「急性」を含む病名の語構成

Abstract

Seinan Jo Gakuin UniversitySeinan Jo Gakuin University, PhysicianOsaka UniversityPhysicianNational Institute for Japanese Language and Linguistics会議名: 言語資源ワークショップ2022, 開催地: オンライン, 会期: 2022年8月30日-31日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター「急性骨髄性白血病」のように「~性」が複数含まれ、かつ「急性」を含む病名において、「急性」の緊急度と語順の関係を調べるために、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)に出現した当該の病名28語について、BCCWJ、医師経過記録、多職種共有の経過記録での出現頻度を求めた。その結果、①「急性」は語頭に多く出現すること、②医療現場では使われない病名があること、③医療現場では「急性」無しの病名が多く使われていること、④「急性」とその他の「~性」の語順を変えた同義語が存在することが分かった

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