長野県精神保健福祉センターにおける病的ギャンブリングの電話相談対応について

Abstract

要旨:平成21年度から23年度の3年間で受理した病的ギャンブリングに関する電話相談162件について相談者の傾向と対応についてまとめ、今後の課題を明確にした。当事者本人からの相談は2割であり、やめたいという意思を持っているケースが多かった。家族からの相談が7割を占め、本人のギャンブルによる金銭問題から相談に至るケースが多かった。そのため、まずは相談機関において家族支援を十分に行うことが必要だと考えられる。電話相談は全県から寄せられており、家族が身近な相談機関で途切れない支援を受けられる体制づくりが今後の課題である。Article信州公衆衛生雑誌 7(1): 40-41(2012)journal articl

    Similar works