Kashiwagi, Akiko

Tottori University Research Result Repository

 1平成22年1月   柏木明子 学位論文審査要旨        主 査  佐 藤 建 三 副主査  福 本 宗 嗣 同     押 村 光 雄   主論文    Effects of Tritrichomonas muris on the mouse intestine: a proteomic analysis （トリトリコモナス・ムリスの宿主マウス腸管に及ぼす影響：プロテオーム解析） （著者：柏木明子、黒崎創、駱鴻、山本博、押村光雄、柴原壽行） 平成21年 Experimental Animals 58巻 537頁～542頁    2審 査 結 果 の 要 旨   本研究は実験動物の病原性微生物の一つであるトリトリコモナス・ムリスの、宿主マウスに及ぼす影響の解明を目的とし、トリトリコモナス感染マウスおよび非感染マウスを用いてプロテオームの比較解析を行った。その結果、感染群において発現が有意に変化している10種類のタンパク質の同定に成功した。これらのタンパク質は機能的にストレス、免疫応答、代謝、シグナル伝達に関与するものであった。また、今回同定されたタンパク質群は、この感染症における宿主—寄生体相互作用の解明に有用なものと考えられた。本論文の内容は、トリトリコモナス・ムリス感染症において宿主がこれらのストレス、免疫応答、代謝、シグナル伝達機構に影響を受けることを初めて示唆するものであり、実験動物学の分野において明らかに学術水準を高めたものと認める。           

トリトリコモナス・ムリスの宿主マウス腸管に及ぼす影響 : プロテオーム解析

http://repository.lib.tottori-u.ac.jp/files/public/0/4112/20180622150512381347/G14_15101B00003S.pdf

トリトリコモナス・ムリスの宿主マウス腸管に及ぼす影響 : プロテオーム解析

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