小胞体ストレス応答の伝播からひも解く脳損傷病態の制御機構

Abstract

医薬保健研究域医学系中枢神経疾患において、タンパク質の恒常性を担う小胞体ストレス応答の重要性が永らく提唱されている。しかし、病態下での小胞体ストレス応答の細胞毎の変化は理解が遅れている。それは小胞体ストレス応答活性化の組織化学的検出が難しいこと、多くの解析が変性神経細胞に注目していることが理由として挙げられる。本研究では、小胞体ストレス応答活性化のレポーターマウスを用いて、脳損傷後の小胞体ストレス応答活性化の時間・空間・細胞レベルの変遷を可視化する。脳損傷病態下の小胞体ストレス応答と細胞応答の関連性を検証し、病態改善に繋がる細胞・分子機序の解明を目指す。研究課題/領域番号:21H04251, 研究期間:2021-04-01 – 2022-03-31出典:研究課題「小胞体ストレス応答の伝播からひも解く脳損傷病態の制御機構」課題番号21H04251(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21H04251/)を加工して作

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