Challenges Facing Kyoto City From International Tourism and COVID-19 : A Case Study

Abstract

本研究は外国人旅行者と新型コロナウィルスによる京都市への影響と今後の観光の在り方について考察する。歴史的に日本は外国人旅行者にとっては然程人気のある観光地ではなく、本格的に外国人へ向けて大々的に宣伝をし始めたのはバブル経済が崩壊した1990 年代初頭の頃であった。その効果で2012 年から2019 年に渡って外国人旅行者数が年々指数関数的に増加し、2019 年に全国3,000 万人(京都は500 万人)を超えた。ホスピタリティ業界、また外国人専用ツアーガイドとして働いたカナダ出身コッチ・グレッグ氏とのインタビューを通じて、外国人旅行者数の急増後、京都市、また市民への影響、そして新型コロナウィルスによる影響を解説する。市民、企業、自治体を含む全ての利害関係者が協力してコロナ後、観光業の将来の方向性と在り方を定量化し、より持続可能な長期的解決策を図る必要性について考察すべきであると提案する。論文 / Article

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