Abstract

本研究の目的は、看護基礎教育において協働する大学と実習施設の双方向からの実習指導を通した看護教育への意識を調査し、臨地実習での学生をどのように捉え、どのように教育を行っているのかを明らかにすることである。調査対象はA大学看護学部専任教員およびA大学の実習の一部を受け入れている実習施設であるB病院にて学生の実習指導を担当している看護師とし、自作の自記式アンケート調査を実施した。調査内容は、どのような看護師になってほしいと思って教育しているか、指導の中で意識していることなどである。10名の教員および52名の看護師から回答を得た。その内容を質的帰納的方法で分析した結果、教育の方向性に大きな違いはなく、それぞれに学生の様子および特徴を捉え、教育において学生を尊重している様子が伺えた

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