Abstract

本学の総合看護学実習では、学生が自律・自立した看護実践を意識できるように運営してきたが、学生の受け身的な姿勢は課題となっていた。ポートフォリオを活用した教育実践には、ポートフォリオの活用により学生が主体的で能動的な学習ができる(坂田,佐藤,石塚,2013;杉浦,2012)と報告されている。本研究では、ポートフォリオを活用した総合看護学実習の導入プロセスを明らかにすることを目的に、1.文献検討 2.実習内容の検討・実習記録フォーマット改訂 3.教員研修の開催を行った。その結果、ポートフォリオの活用が学生の主体性を促し能動的な学習につながることが分かり、「看護に対する自己の課題を明確にし、自己課題の達成を目指して主体的に取り組むことができる」という新たな実習目標を立て、本学の総合看護学実習のツールとして導入できた。臨地実習指導者とポートフォリオの教育手法を共有したことにより、ポートフォリオのメリットを活かしながら協働して実習指導にあたることが期待できる。さらに今後の運用を評価し、具体的な指導指針の作成を目指し総合看護学実習の運用方法の構築に活かしたい

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