research

Recent Trend of Serum Antibody Titers against Rubella in Medical and Pharmaceutical Students

Abstract

風疹の感染予防対策を目的として、医薬系学生1,758名を対象に、2008年から2013年までの6年間、罹患歴と予防接種歴のアンケート調査を行い、風疹抗体価を測定した。その結果、風疹抗体の平均陽性率は92.0%であった。厚生労働省を中心に2008年から2012年度までの5年間、麻疹排除計画のもとに高校3年次に麻疹風疹(MR)ワクチンの2回目の接種が施行されたが、それを反映してか、2009年を境としてワクチン接種率が増加したことが判明した。また全体の抗体陰性者そのものは少なかったが、サブ解析ではワクチン非接種者の男性に抗体陰性者が多い傾向が認められた。この結果は、社会的に2012年6月以降みられている風疹流行の傾向と同様であり、行政の主導による感染予防のさらなる強化が必要と考えられた。風疹は、医薬系学生の実習において重要な感染症であり、また生殖期の青年層において先天性風疹症候群の発症にも関与することから、今後も抗体価の推移を慎重に見守る必要があると考えられた

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