research

『椋烏通信』の視覚5 : 『椋鳥通信』における人名の頻出順位(トップ二十九)

Abstract

『椋鳥通信』の主要な情報原については、前々号三号の調査研究によってその原典がベルリナーターゲプラットと確定してよいこともわかった。加えて前号こでは、特に発禁に関する『椋鳥通信』の記事を紹介した。一九一〇年の大逆事件に端を発する政府の言論弾圧に抗するように『椋鳥通信』で意識的に発禁問題、とりわけ興行禁止が多く取り上げられていることを考察した。本稿では、『椋鳥通信』の人名に注目し、頻出の度合いを調査したので報告していきたい

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