12 research outputs found
Dialect of Naruto City, Tokushima, Japan
鳴門市の方言の音声上の特徴として,シェ[ʃe]・ジェ[ʒe],長音・短音化,[s]と[h]の交替が挙げられ,代表的な徳島方言あるいは下郡方言(後述)の特徴がみられる。その一方で,カ行・ガ行合拗音クヮ[kwa]・グヮ[gwa]は今回の談話内では確認できなかった。文法面では,徳島方言の特徴の1つである文末詞「デ」「ジェ」「ジョ」が確認された。原因・理由の接続助詞「から」は「ケン」の使用が多数を占め,逆接を表す接続助詞「けれども」は,ケンドの使用が目立った。語彙面においては, 『日葡辞書』にみられるような,伝統的語彙を数多く残していた
基礎看護技術の自己学習支援システム(第2報) : ホームページ教材の開発
学生の基礎看護技術の学習環境を整備し、自己学習を促進するように学内LANを活用し『看護の基礎』ホームページを作成した。その有用性を評価するために、学生にアンケートを実施した。アンケート結果によると、学生は『看護の基礎』のホームページは必要であり、基礎看護技術の学習に役立つと答えている。しかし、改善すべき点があることもわかった。『看護の基礎』のホームページが学生にとってさらに活用され、学生の自己学習支援に役立つためには、「情報の発信と交流」「技術学習支援のための教育環境整備」「エビデンスに基づいた看護技術の知識の学習支援」「自己学習の促進」という課題が明らかになった
基礎看護技術の自己学習支援システム(第1報) : ビデオ教材を作成して
筆者らは、看護技術の修得には不可欠な学生の自己学習を支援する目的で、授業の中のデモンストレーションを撮影・編集し、ビデオ教材を作成している。これまで市販のビデオ教材ではなく自作のビデオ教材にこだわってきた。今回アンケート調査により、学生達は、自主練習の過程で有効にビデオ教材を利用していることが明らかになり、学生の自己学習支援のひとつとして、自作のビデオ教材必要とされていることが分かった。また、今後の課題としては、ビデオ教材だけでなく、他の教材も使い総合的に学生の自己学習支援をしていく必要があることが明らかになった