165 research outputs found

    カイゴ ホケン セイドカ ニ オケル ザイタク カゾク カイゴシャ ノ カイゴ モンダイ ト カダイ

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    本研究は家族介護者の介護問題に着目し、先行研究と比較しつつ、介護保険制度下における家族介護者の介護問題の実態を明らかにしたものである。調査は「認知症の人と家族の会」の滋賀・大阪・京都支部の会員のうち、在宅家族介護者を対象にして行った。その結果は、介護保険制度当初より要介護者の介護サービス利用程度は増加したが、家族介護者の介護負担や介護時間、健康状態、介護による仕事の変化状態、介護費用及び介護者費用負担割合など在宅家族介護者の介護状況や環境、生活については介護保険制度前と比べ、改善されたところは見当たらなかった。そして、介護による生活が厳しくなった家族介護者ほどさらに深刻な介護問題を抱えている。このような結果から、要介護者のみに介護サービスを提供する現介護保険制度の仕組みのもとでは、家族介護者の介護問題の改善・解決は難しいということがわかった

    ナンセンス エホン ノ ミリョク ト セラピー コウカ ニ ツイテ ノ ケンキュウ

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    最近、日本でも注目を浴びているナンセンス絵本についての研究を深めていきたい。なかでも歴史的に大きな影響を与えてきたエドワード・リアやハインリヒ・ホフマンの作品を研究することで、ナンセンス絵本の意義や魅力を探っていく。さらにナンセンス絵本が絵本セラピーとしてどのような効果や影響があるのかを実践をもとに述べていきたい

    ホイク ソーシャルワーク ノ ジッセン モデル ニカンスル コウサツ ソノ1 ホイク ソーシャルワーク シロン 3

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    本稿では、保育ソーシャルワークの実践モデルを仮説的に提示することを目的とする。実践モデルの構成要素は、(1)実践の対象、(2)実践の意義、(3)援助の手続き、(4)拠って立つ理論、(5)処遇効果についての情報と測定であるが、本稿では(1)(2)(4)を対象とする。まず、実践モデルの構築にあたって保育所保育指針と先行研究をレビューした。その結果、保育内容・方法とソーシャルワークの関係は暖昧であり、理論的に一元化されていないことが明確となった。そこで、子どもの健全育成のために多様な環境(子ども・家族・地域)に働きかける考え方をとり、子ども家庭ソーシャルワークの理論に依拠しながら、具体的アプローチとしては、解決指向型家族ソーシャルワークおよび行動ソーシャルワークを採用した実践モデルを提示した
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