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    カイニン酸誘発による尾状核てんかん

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    雑誌掲載版猫の一側尾状核にカイニン酸(KA)注入2〜5分後には注入反対側への回旋運動を始め,脳波上では注入部より起始するfocal seizureが繰返し現われ,その後発作は全般化し,6〜9時間後には対側下肢の間代性痙攣から始まり全身の強直性間代性痙攣となる二次性全般化発作にまで発展し,48時間後に脳波,行動共に発作は治った.ラット尾状核にKAを注入,脳波上で焦点発作重積が出現し,約2時間で発作波は両側感覚運動領に伝播し,全身痙攣発作重積状態になる事がわかった.ラットKA注入側の前頭葉,感覚運動領,尾状核,淡蒼球,黒質,視床腹側核に有意な脳代謝の亢進が見られ

    脳動静脈奇形の術中embolizationの有用性 Preliminary Report

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    雑誌掲載版脳動静脈奇形のフィブリン糊を用いた術中塞栓術について報告した.本法は塞栓術の効果がその場で直ぐに確認でき,ピオクタニンにより脳動静脈奇形のfeeder及びnidusの視認性が高まり,しかも脳動静脈奇形が適度な弾性をもつ為,摘出が容易となる.又,緊急手術にも対応可能であるという点から,優れた方法と思われ
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